---成人の肥満症に対する処方薬として13 年ぶりの新薬承認---
http://www.eisai.co.jp/news/news201238pdf.pdf
BMI 30 kg/m2以上、あるいは少なくとも1つ以上の合併症をもつBMI27 kg/m2以上の成人患者の体重管理を目的とした食事療法と運動療法の補助手段としてFDAより承認獲得
セロトニン受容体アゴニスト、選択的に脳内セロトニン2C受容体を刺激することにより接触を抑制し体重を減少。
加えて、Lorcaserin は食事摂取量・体重減少をもたらす5-HT2C選択的アゴニストで用量依存的な効果を齧歯類でしめす。 5-HT2C受容体に対するlorcaserinの高度選択性により、5-HT2Aや5-HT2B受容体活性化をもたらすことがないことが期待される。すなわち、diexfenfluramieの幻覚作用、心臓弁膜症への影響肺高血圧症への影響などが少ないことが期待される。
lorcaserin hydrochloride(Belviq (r))
FDA提出の臨床トライアル結果では、2型糖尿病の無い半数のダイエット施行者で少なくとも5%の体重減少を認めた(vs 対照では23%)とのこと。
夢のような効果は期待できなさそう・・・
To Assess the Effect of Lorcaserin Hydrochloride on Energy Metabolism and Food Intake (TULIP)
http://clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT00829140
Lorcaserin, A 5-HT2C Receptor Agonist, Reduces Body Weight by Decreasing Energy Intake without Influencing Energy Expenditure
The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism March 1, 2011 vol. 96 no. 3 837-845
57名の肥満・過体重対象の二重盲検プラシーボ対照化トライアルで、エネルギー摂取量(energy intake (EI))を減少させ、エネルギー消費(EE)や呼吸商(RQ)は変わらない
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