2012年8月28日火曜日

ST上昇型心筋梗塞:その他背景にかかわらず再潅流治療による死亡率改善効果あり

ST上昇型心筋梗塞(STEMI)患者は再潅流療法で使用で死亡率改善した。
患者背景がその予後改善に関わってるのではないかという疑念もあるわけで、それを確認するための検討。特に若年女性比率が増加しているなど・・・

結論としては、フランスでは1995-2010年で、60歳未満の若年女性増加を伴い、患者背景も他に変化しつつ、再潅流法普及、推奨薬剤の変化を伴いながら、包括心血管疾患死亡率は減少(オッズ比 0.39 95%CI, 0.29-0.53, p<0 .001=".001" br="br">
no perfusionでも1995→2000年で改善が見られるが、その後は頭打ちでやはり、再潅流法のベネフィットは大きい様だ。

Association of Changes in Clinical Characteristics and Management With Improvement in Survival Among Patients With ST-Elevation Myocardial Infarction  
Etienne Puymirat, et.al.
For the USIK USIC 2000 and FAST MI Investigators
JAMA. Published online August 27, 2012. doi:10.1001/2012.jama.11348
 



Figure. Changes in 30-Day Mortality According to Use and Type of Reperfusion Therapy 



Table 3. Observed and Risk Score-Standardized 30-Day Mortality Rates

0 件のコメント:

コメントを投稿

noteへ実験的移行

禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note