2013年2月28日木曜日

母体・臍帯血中ビタミンD濃度高いほど、子供の食物アレルギーリスク高くなる

妊娠中ビタミンD高濃度と出生時ビタミンD高レベル と子供の食物アレルギーリスクは相関する

Maternal and newborn vitamin D status and its impact on food allergy development in the German LINA cohort study
K. Weisse1, et. al.
Allergy Vol. 68. (2) p 220-228, Feb 2013
European Journal of Allergy and Clinical Immunology
ビタミンDは、アトピー性疾患発症と関連する可能性指摘されているが、現存データでは議論あるところ。母体・臍帯血中のビタミンD濃度と、新生児のアトピー状態の関連性の研究

母体血中 25(OH)D3濃度中央値は22.19 ng/mL(IQR 14.40-31.19 ng/mL)
臍帯血中濃度 10.95 ng/mL(6.99-17.39 ng/mL)
季節性変動あり

母体・臍帯血中 25(OH)D3は、2歳未満の子供の食物アレルギーと正相関

さらに、母体の25(OH)D3濃度高いほど、子供の2歳時点での食物アレルギー感作リスク高い
臍帯血中 25(OH)D3濃度はregulatory T細胞数と逆相関



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