2013年3月11日月曜日

RED-HF 研究:収縮期心不全・貧血患者:エリスロポイエチン製剤投与効果認めず



収縮期心不全と貧血ともに有する患者は、症状・機能・アウトカム面で、そうでない患者に比べ悪化を伴う。なら、erythropoiesis-stimulating agent (ESA) であるdarbepoetinα(商品名:ネスプ)使用したらどうか・・・ということでのトライアル

結論からいえば、効果無し、むしろ、血栓イベント増加の可能性あり

Treatment of Anemia with Darbepoetin Alfa in Systolic Heart Failure
Karl Swedberg, et. al.
for the RED-HF Committees and Investigators
NEJM March 10, 2013DOI: 10.1056/NEJMoa1214865
収縮期心不全と軽度・中等度貧血(Hb. 9.0-12.0g/dL)
2278名割り付け

目標Hb 13 g/dL

プライマリアウトカムは全原因死亡・心不全悪化入院

darbepoetinα群:576/1136(50.7%)
プラシーボ群;565/1142(49.5%)
ハザード比 1.01;95%信頼区間, 0.90-1.13 p=0.87

セカンダリアウトカム有意差無し

全ての事前特異化サブグループ横断的にdarbepoetinはneutral

致死・非致死性卒中: 42(3.7%) vs 31(2.7%) p=0.23
血栓塞栓副作用イベント: 153(13.5%) vs 114(10.0%) p=0.01

がん関連 副作用イベントは同等

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