2013年4月10日水曜日

統合失調症に関連する遺伝子

統合失調症に関連する遺伝子

family-based replication study
参照:http://allanmcrae.com/publications/benya_p_09.pdf

神経系はもちろん、免疫系に関わる遺伝子の関連性が示された。

A Comprehensive Family-Based Replication Study of Schizophrenia Genes
Karolina A. Aberg,  et. al.
JAMA Psychiatry. 2013;():1-9

レプリケーションの結果、P値小さいSNPs
p < .01のレプリケーションのうち、GWAS meta-analysisと同様のeffect directionのSNPs比率は、人種混合的には89%、 ヨーロッパ人民族だけの場合は93%


ヨーロッパ人種では、MHC領域でレプリケーション値包括的増加3.7倍

TCF4 (P = 2.53 × 10−10
)、NOTCH4 (P = 3.16 × 10−7) のSNPsレプリケーションを行い、これは、統合失調症に最も多い

より興味深いのは、 POM121L2 (P = 3.51 × 10−7
)、AS3MT (P = 9.01 × 10−7)、 CNNM2 (P = 6.07 × 10−7)、NT5C2 (P = 4.09 × 10−7)が含まれること


多くのsmall effect研究のため、pathway analysis施行。多くの有意なニューロン機能(axonal guidance、ニューロンシステム、L1接着分子相互作用)に関わるpathway、免疫系と関連するpathway(抗原プロセシング、T細胞との細胞癒着、免疫系シナプスへのtranslocation)との関連が示された。



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