2013年4月12日金曜日

座位時間長いと心血管疾患リスク増加

"sit on one's laurel" :あぐらをかく ・・・ということらしい

人間、あぐらをかくと、やっぱりだめなようだ。
でも、好きこのんで、座位仕事してるわけでもない場合もあるわけで・・・



座ってるばかりだと心血管系リスク増加するわけで、ある程度の運動量でないとなかなか相殺されない。

WHIコホートの報告

Relationship of Sedentary Behavior and Physical Inactivity to Incident Coronary Heart Disease: Results from the Women's Health Initiative
Circulation. 2012; 125: A006




上記AHA報告のJACCの4月9日出版で、閉経後女性に関する分析で、心血管疾患既往のない対象者で報告

Chomistek AK, Manson JE, Stefanick, ML, et al. The relationship of sedentary behavior and physical activity to incident cardiovascular disease: Results from the Women's Health Initiative. J Am Coll Cardiol 2013. Available at: http://content.onlinejacc.org.


運動活動群(高、中、低、無活動定義での)どの群でも、座位時間長いほど有害
例外は、運動カテゴリー最大群で、ジョギング4−5時間あるいは、ウォーキング7時間にそうとする群で、これらの女性では心血管リスク増加は見られず。
上から2番目の高運動群、中等度運動群、中等度運動週2.5時間、週8.4−20met-時間
中央値12.2年間のフォローアップで、座位時間が内外ほど、運動の少ないほど、心臓疾患、卒中のリスク増加と相関。

心血管疾患補正ハザード比は、座位時間1時間/1日増加毎にリスク増加 1.02(95% CI, 1.01-1.03)、また、運動週MET-hour増加毎に 0.990(95% CI, 0.987-0.992)。座位時間長いほど、運動が少なく、逆も同様。



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