自転車「ヘルメット義務化を」 【米国小児科学会】 自転車でのヘルメット着用の法的義務付けを 2013年5月14日 米国学会短信
逆の報告
自転車関連頭部外傷減少のための法制化がなされているが、カナダの統計学的分析では、ヘルメットによる効果は懐疑的と判明。
Helmet legislation and admissions to hospital for cycling related head injuries in Canadian provinces and territories: interrupted time series analysis
BMJ 2013; 346 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.f2674 (Published 14 May 2013)
Cite this as: BMJ 2013;346:f2674
National Trauma Registry Minimum Data Setからの、分割時系列分析(interrupted time series analysis)
カナダでは、
1994−2008年の間に、自転車関連外傷入院66,716
1994-2003年の間に、
ヘルメット法制州では、若年者頭部外傷発生率 54.0%(95%信頼区間 48.2%-59.8%)減少
ヘルメット未法制州・テリトリーでは、33.1%減少
成人では、法制化州において、頭部外傷発生率は26.0%(16.0%-36.3%)減少
しかし、未法制州では、不変。
ベースラインを考慮すれば、サイクリング関連頭部外傷入院率において独立した影響を認めない。
18歳未満
18歳以上
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