2013年5月17日金曜日

CKD悪化ほどLDL影響少ない ・・・ 糖尿病・CKD患者での"リベラル・アプローチ"を示唆?



高LDL血症は、CKDにおいては、そのリスク推定要素の影響度は低い

少なくとも1回は空腹時LDL、eGFR、蛋白尿検討されたAlberta Kidney Disease Network 836,000名を対象に48ヶ月フォローアップ中央値、7,762名被験者にして心筋梗塞入院7,762名

eGFR最小群患者での心筋梗塞発生頻度は高いが、LDL 2.6-3.39 mmol/Lを参照値にすれば、4.9 mmol/L超での心筋梗塞リスクは、eGFR 90 ml/min/1.73 m2で最も高く、15-59.9 ml/min/1.73 m2で最も低い

GFRが少ないほど、LDL値の心筋梗塞予測因子価値は減弱
例)LDL 4.9 以上と関連する心筋梗塞補正ハザード比
eGFR of 15 〜 59.9 → 2.06 (1.59, 2.67)
eGFR of 60 〜 89.9 → 2.30 (2.00, 2.65)
eGFR of ≥90 → 3.01 (2.46, 3.69) 


Association between LDL-C and Risk of Myocardial Infarction in CKD
Marcello Tonelli, et. al.

Published online before print May 16, 2013, doi: 10.1681/ASN.2012080870
JASN May 16, 2013 ASN.2012080870


CKD患者では一部一般住民とは異なるリスク要素関連性がありそうだ

現行、非透析依存CKD患者選択患者への脂質低下療法に関しては、糖尿病患者とともにリベラルなアプローチが良いのかもしれないという解釈も・・・

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