単価ロタウィルスワクチン(RV1)の入院患者に対する予防効果
発展途上国においてロタウィルスワクチンが公衆衛生上十分な働きをすることがわかった。
Effectiveness of monovalent rotavirus vaccine in Bolivia: case-control study
BMJ 2013; 346 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.f3726 (Published 19 June 2013)
単価ロタウィルスワクチン(RV1)の入院への有効性
ボリビアでの症例対照研究
ロタウィルス入院400名と100名の非下痢入院対照、718名のロタウィルス無し入院対照群
先行ワクチン症例対照オッズ:有効性(1-補正オッズ比×100)、年齢・他の寄与因子補正;投与量、疾患重症度、年齢群、血清型層別化有効性)
非下痢対照との比較では、症例はより男性、託児所が多く、慢性基礎疾患を有する場合は少ない。母教育レベル・電話やコンピュータ保有率が高い。
ロタウィルス無し対照群は、症例患者とより類似するばかりでなく、男性に多く、託児所が多い、高教育レベル・自宅でのコンピュータ保有率低い傾向がある。
ロタウィルス入院防御効果指標のRV1補正有効性は、ロタウィルス無し対照群と比較すると、69%(95%信頼区間 54%-74%)非下痢性対照群比較で77% (65% to 84%)
RV11回投与の有効性は、36%、56%
両対照群比較での防御効果は2年間持続し、1歳未満の子供の入院予防効果も同様 (64% 、 77%) 、1歳以上でも同様 (72% 、 76%)
RV1は、様々な血清型に対し有意防御効果があり、G1P[8]ワクチンのheterotypicに部分的、完全に有効。
2つの対照群での有効性は、G9P[8]に対し、 80% と 85% 、G3P[8]に対し74% と 93%、 G2P[4]に対し 59% と 69%、 G9P[6]に対し 80% と 87%
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