2013年6月21日金曜日

インフルエンザワクチン:FluBlok : ACP 18-49歳成人・卵アレルギー者への使用承認

ACIP recommends flu vaccine option for those with egg allergies
http://www.cidrap.umn.edu/cidrap/content/influenza/general/news/jun2013allergy.html


ACP(米国CDC助言委員会)において、13対0で、「18-49歳の成人で、卵アレルギーを有する場合は、組み替え型インフルエンザワクチン;FluBlokを承認」


FluBlock利用できない場合、ワクチン前に医師助言をもらうようにとも推奨。
FDAは1月16日、インフルエンザウィルスを用いず、トリ卵を作業工程中用いない製品としてワクチン承認。
ノバルティス製造の細胞ベースのインフルエンザワクチンFlucelvaxも承認
これは、ほ乳類細胞でのウィルス増殖させ、トリ類の抗原を含まないとされる。

FluBlok は、昆虫ウィルスで作成され、組み替えDNA技術を用い、baculovirusにて昆虫細胞内培養産生
卵アレルギーの多くは、インフルエンザワクチンは安全に接種可能との報告が多く、CCIPの投票は次の数年後へのステップとなるだろう。

ただ、2011-12年シーズンでは委員会は、じんましん程度の軽度卵アレルギーでは不活化ワクチン接種可能と推奨している。ただ、30分は観察下に置くべき。


Flublock (R)

Flucelvax (R)

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