2013年7月24日水曜日

「エストロゲン未使用による超過死亡増加説」への反論

事前設定プライマリエンドポイントの議論でなく、サブグループ解析をして勝手な結論づけをするやり方。これって、反ワクチンや特定薬剤非難のための主張根拠にありがち。

同様なやり方を、以下の論文で行われているという批判
WHI新規解析:子宮摘出後50-59才:エストロゲン治療行わないことで死亡率増加 ・・・ 全米で年間数千名というインパクトと・・・ 2013/7/19
大元はこれだが、

特に、サブグループ解析で臨床上の推奨を行うとは・・・地に落ちた主張もんだと・・・

「我々は、乳がんアジュバント、疾患回避トライアルでのサブグループ解析に基づいての考察に基づく臨床推奨を行うことはない」

Estrogen Debate Continues: The WHI Side
Published: Jul 22, 2013
http://www.medpagetoday.com/TheGuptaGuide/OB/GYN/40624

最初の質問は、ホルモン治療使用減少著明な地域で50-59歳で死亡率増加したというところの、リアルなエビデンスは何処にあるのか?

研究中心の変化は、50-59歳で、9万1千名に上るエストロゲン治療回避による死亡のことで、10年間に1万8千名死亡すると推定している。方法論として、これらの所見は信頼不能のプロジェクションで、仮説合成し、臨床上の情報が示されなければならないと WHI 研究者 Rowan Chlebowski, MD (University of California Los Angeles)が電子メールで述べている。

「我々は、乳がんアジュバント、疾患回避トライアルでのサブグループ解析に基づいての考察に基づく臨床推奨を行うことはない」


日本では良く見聞きしますけどね、事前設定されてないアウトカムで、後顧的解析をして、結論づけされることって・・・

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