2013年8月1日木曜日

重症ANCA関連血管炎:リツキシマブ単独治療は従来免疫抑制剤に対し非劣性


臓器障害を有する重症ANCA関連血管炎に対し、リツキシマブ単独経過と、シクロフォスファミド→アザチオプリンという通常治療

"Efficacy of remission-induction regimens for ANCA-associated vasculitis"
Specks U, et al
N Engl J Med 2013; 369: 417-427.


多施設ランダム化二重盲験二重ダミー非劣性トライアル
介入:リツキシマブ 375mg/体表面積m2 週1回4週毎→プラシーボ
対照:シクロフォスファミド 3-6ヶ月投与後アザチオプリン12-15ヶ月
プライマリアウトカムは、6ヶ月後に完全寛解、そして18ヶ月間の寛解維持
登録 197名
6ヶ月時点完全寛解は、リツキシマブ群 64%、 CPA/AZT群 53%
12ヶ月、18ヶ月時点での完全寛解維持率は
リツキシマブ群で 48%、39%、対照群は38%、33%

リツキシマブは事前特異的クライテリアに合致した非劣性に一致( P < 0.001、非劣性限界 20%)

完全寛解期間、再発の回数、重症度を含む全ての有効性測定項目で有意差認めず。

ベースラインでの疾患再発を有する101名のうち、リツキシマブは通常の免疫抑制剤に比べ優越性、6ヶ月時点、12ヶ月時点で有り( p = 0.01、 p = 0.009)
ただし、18ヶ月時点で有意差認めず(p=0.06)
リツキシマブ群の多くの患者は再構築B細胞性。グループ間の副事象有意差認めず。

0 件のコメント:

コメントを投稿

noteへ実験的移行

禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note