2013年8月1日木曜日

高齢者において、貧血は認知症リスク要素

高齢者において、貧血は認知症リスク要素


Anemia and risk of dementia in older adults
Findings from the Health ABC study
Chang Hyung Hong, et. al.
Neurology 10.1212/WNL.0b013e31829e701d



Health, Aging, and Body Composition study、ベースラインでの認知症なし、平均年齢76.1歳、黒人比率 38.9%、女性比率51.8%の2,552名

定義としてWHOクライテリア(ヘモグロビン濃度 男性:<13 dl="" g="" p="">
認知症診断は、認知症治療薬使用、病院記録、3MSスコアのSD 1.5平均変化以上

個別時間Cox比例ハザード回帰モデルを、貧血に伴う認知症発症ハザード研究に用いた


ベースライン時の貧血は、2,552名中、高齢者 392(15.4%)で認めた

フォローアップ11年において、認知症発症 455(17.8%)

非補正モデルにて、ベースライン貧血無い場合に比べ、貧血例の認知症リスク増加  (23% vs 17%, hazard ratio = 1.64; 95% 信頼区間 1.30, 2.07)


住民統計項目、APOE ε4、ベースライン3MSスコア、合併症、腎機能補正後も相関性有意差持続

他の貧血測定項目、MCV、細胞分布ばらつき、エリスロポイエチン、CRP補正を加えても結果は変わらず、性別、人種と貧血発症リスクへの相互作用認めず


結論としては、高齢者において、貧血は認知症発症リスク増加と相関。
認知症リスク要素としての貧血については、さらなる研究、認知上の健康介入目標として注意すべき項目ということになる

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