90分内の血栓溶解治療が、それ以降の治療より、より有効
死亡率の差は認めないが、アウトカム良好性と関連
"Ultra-early intravenous stroke thrombolysis: do all patients benefit similarly?"
Strbian D, et al
Stroke 2013; DOI: 10.1161/STROKEAHA.111.000819.
連続症例前向き集積データ(10の欧州卒中センター)
全コホート (n=6856)、発症から治療開始までの時間の短さを連続変数として評価すると、有意に、アウトカム良好性と相関 (P<0 .001="" p="">
5名に1人ほど、90分以下の発症から治療開始までの時間で。これらの患者は頭蓋内出血の頻度少ない。
年齢、性別、受診時血糖値、治療年数補正後、発症から治療開始までの時間は、そのアウトカムの良さと相関
National Institutes of Health Stroke Scale 7 〜 12 (オッズ比, 1.37; 95% 信頼区間, 1.11–1.70; P=0.004)
しかし、ベースラインのNational Institutes of Health Stroke Scale>12 の患者でベースラインでのではそれは認めない (オッズ比, 1.00; 95% 信頼区間, 0.76–1.32; P=0.99) 、また、ベースラインでの National Institutes of Health Stroke Scale 0 〜 6 (オッズ比, 1.04; 95% 信頼区間 0.78–1.39; P=0.80)の患者でも認めない
アウトカムとして、修正Rankin scale 0を考慮した場合には、独立した相関が認められた (odds ratio, 1.51; 95% 信頼区間 1.14–2.01; P<0 .01="" nbsp="" p="">(要するに、軽症症状患者による本来良好予後による、天井上乗せ効果を除外するための検討)
超早期治療は死亡率と相関せず
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医療整備されてない地域では、恩恵が得られないという・・・
2013年8月23日金曜日
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