2013年8月30日金曜日

時差ぼけ:CRTC1-SIK1経路と、概日リズムのずれ

The CRTC1-SIK1 Pathway Regulates Entrainment of the Circadian Clock
Cell, Volume 154, Issue 5, 1100-1111, 29 August 2013

 網膜のphotoreceptorにて、太陽下日中、概日システムを同調する。この光によるリセット、photic resettingは、cAMP response element binding protein (CREB)-介在視交叉上核(SCN)Per遺伝子のupregulationを生じる
 この経路の詳細は不明で、数日の時間帯へ同調するのに数日かかる理由は不明であった。
 SCNでの光調整性transcriptome解析により、脳内時計リセットでの salt inducible kinase 1 (SIK1) と CREB-regulated transcription coactivator 1 (CRTC1)が重要な役割を果たすことが判明した。
 順応刺激ににより、CRTC1をCREBの共活性化に導き、Per1やSik1の発現にも関与する。
 SIK1は、さらに、CRTC1のリン酸化、不活性化により、脳内時計をシフトする。
 視交叉上核内のSik1のノックダウンにより、行動時相のシフト増加し、急激な-再同調後、実験的時差ぼけを生じる。
 SIK1がネガティブフィードバックをもたらし、体内時計の光による調整を阻害する働きをもつ。この経路が、概日リズム調整のターゲットとして有望かもしれない。




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