2013年10月2日水曜日

肥満手術後も慢性疼痛オピオイド中止できず、むしろ、増量必要

慢性疼痛へオピオイド使用が日本でも認可(e.g. トラマールカプセル)されはじめ、なんだか、抵抗感を感じる日常。

肥満自体が慢性非がん性疼痛と関連するとされる。この報告は、肥満患者・減肥手術患者での、慢性疼痛オピオイド使用の影響検討したもの。


Chronic Use of Opioid Medications Before and After Bariatric Surgery
Marsha A. Raebel, et. al.
JAMA. 2013;310(13):1369-1376. doi:10.1001/jama.2013.278344.

減肥手術コホートで、手術後も慢性オピオイドは1年後も、77%で継続。
むしろ、オピオイド使用量は術後の方が増加している。



原因関連性は様々考えられるが、事実として、肥満と慢性疼痛の関連性存在する。
2008−2010年ギャロップ調査、白人比率85%、高校教育率94.2%の内訳で、正常BMI 36.8%、過体重 38.3%、肥満 24.9%
過去12ヶ月間疼痛経験(背部、頸部、膝)調査したところ、過体重群(BMI 25−29)では20%、30−34では68%ほど疼痛存在。
http://www.webmd.com/pain-management/news/20120130/does-obesity-cause-pain



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