http://www.med.niigata-u.ac.jp/emh/wp/?p=159
食物繊維成分、特に、水溶性食物繊維、それに、野菜、フルーツは、卒中低下発症リスク低下と相関するも、冠動脈性心疾患増加とは関連しない・・・という。
Intakes of Dietary Fiber, Vegetables, and Fruits and Incidence of Cardiovascular Disease in Japanese Patients With Type 2 Diabetes
Shiro Tanaka, et. al. for the Japan Diabetes Complications Study Group
Published online before print October 29, 2013, doi: 10.2337/dc13-0654 Diabetes Care October 29, 2013
1414名のコホート
1日平均量4分位比較
食物繊維 8.7−21.8g、エネルギー摂取 1442.3−2058.9 kcal
野菜、フルーツ:228.7−721.4g
フォローアップ中央値 8.1年間、卒中68、CHD 96
以上から、4分位最高vs最小比較ハザード比
・食品繊維による卒中HR 0.39 (95% CI 0.12–1.29, P = 0.12)
・野菜・フルーツによる卒中HR 0.35 (0.13–0.96, P = 0.04)
冠動脈性疾患との相関認めず
水溶性食物線維1g摂取増加毎ハザード比は小さく (0.48 [95% CI 0.30–0.79], P < 0.01) なり、それは、総食物線維(0.82 [0.73–0.93], P < 0.01)、不溶性食物線維 (0.79 [0.68–0.93], P < 0.01) より程度が大きい。
今までは、日本人は、冠動脈性心疾患頻度が少ないので、リスク要素がはっきりしないというとらえ方だったが、このコホートでは卒中頻度と負けない数のCHD
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