2013年11月15日金曜日

肥満治療薬:システマティック・臨床レビュー:5%減量は多くみられるが、真のアウトカム改善・安全性確認は不明

臨床的有意な最小減量としては、5%・・・これに到達していない1.5%というひどい成績の薬剤は、さすがになぁ、武田製薬と言えど、オブリーン錠承認はもめてるようだ。
http://nk.jiho.jp/servlet/nk/gyosei/article/1226575398373.html?pageKind=outline

オブリーン  「体重2%減少」のみに異論、異例の薬価収載保留( 2013年11月13日 )13日の中医協総会で薬価収載が保留となった武田薬品工業の肥満症治療薬「オブリーン錠120mg」(一般名=セチリスタット)に対しては、心血管イベントのリスクの低減が臨床試験で示されず、体重が約2%減少したデータのみで収載することに異論が相次いだ。19日の収載予定日までに予定される総会は15日だけで、収載予定日に間に合うか厳しい状況。


Long-term Drug Treatment for Obesity
A Systematic and Clinical Review
 Susan Z. Yanovski, et. al.
JAMA. Published online November 14, 2013. doi:10.1001/jama.2013.281361 

長期使用承認肥満治療薬にて、プラシーボ比較で体重減少追加効果としては
1年後、オルリスタット、ロルカセリンでの約3%から、フェンテルミン+トピラマート徐放(最大投与量 15mg/92mg)の9%まで


体重減少臨床的有意である減量5%到達患者比率は
ロルカセリン 37%から47%
オルリスタット 35%から73%
最大量フェンテルミン+トピラマート徐放 67%から70%


3薬剤全て、心血管リスクの多くで大幅改善がみられるが、肥満薬剤が心血管合併症・死亡率減少させているかは証明されてない。

多くの処方は、アドレナリン作動性であり、長期安全性・有効性データは限定的。


長期薬物治療のシステマティックレビュー




1年後体重変化




武田製薬・肥満症治療剤「オブリーン®錠120mg」(一般名:セチリスタット、以下「オブリーン」)

 オブリーン錠(一般名:セチリスタット)新薬承認  肥満治療薬といいながら、軽度の体重減少効果のみ 2013/08/29

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