2013年11月15日金曜日

炎症性腸疾患と身体活動性:クローン病では運動量増加ほど発症リスク増加、潰瘍性大腸炎では関連示せず

クローン病と潰瘍性大腸炎で異なる関連性が示せた興味深い結果

20万名弱のNHS・NHS II研究による、身体活動度と、潰瘍性大腸炎とクローン病発症頻度の関連性

潰瘍性大腸炎 284例、 クローン病 363例

クローン病リスクは、身体活動性と逆相関 (P for trend 0.02)

活動最大5分位は身体活動性5分位最低群比較で、クローン病発症率 0.64(95%信頼区間 0.44 to 0.94)

週毎7MET h以上の運動アクティブな女性では、運動してない女性(< 3MET h/週)に比較し、クローン病 44%発症少ない(ハザード比 0.56、 95% 信頼区間 0.37 to 0.84)

運動量は、潰瘍性大腸炎リスクと相関せず  (P for trend 0.46)



BMJ 2013; 347 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.f6633 (Published 14 November 2013)
Cite this as: BMJ 2013;347:f6633

0 件のコメント:

コメントを投稿

noteへ実験的移行

禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note