ノバルティス・ディオバン問題、関係者や行政は製薬会社の責任を追及するが、利益を一番享受して多のは大学関係者なのは間違いない。
あえて、製薬会社の肩を持つが、大学医学部・医科大学の教室に対しては様々な利権が有る。卑近な例では、直接的には関連病院への働きかけから、間接的には各種講演会などで処方誘導的なことが行われる。さらに、厚労省の保険適用に関する諮問なども、直接間接に関与する。製薬会社として生きていくためには、大学関係者に配慮しなければ商売できない。今回の問題に関しても、すべて製薬会社が主導的にやったということで幕を引きたかったのだろう。関係者暗黙の了解にて・・・
だが、以下の記事から・・・それを抗弁できるだろうか?
千葉大でもデータ操作か 大学側、関与の可能性
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131210/crm13121007060001-n2.htm
2013.12.10 07:05
高血圧治療の降圧剤「ディオバン」(一般名・バルサルタン)の臨床研究データ操作問題で、研究を行った5大学のひとつ、千葉大が外部機関に依頼した解析調査で、多数のデータの相違が見つかっていることが9日、関係者への取材で分かった。人為的に操作された可能性があり、千葉大は月内に調査結果を公表する方針。
研究には、ディオバンを販売する製薬会社「ノバルティスファーマ」の社員(退職)が所属を隠してかかわっていたが、千葉大側は「(元社員に)データは触らせていない」としており、大学の関係者が関与した可能性が高い。
ディオバンを不採用とし、降圧治療中安定した患者から薬剤変更した病院を見聞きする。それは正義の行為なのだろうか?
ディオバンを採用した根拠が、いんちきPROBE法に基づく者としたら、それを信用する程度に、エビデンスレベルへの学識の低さも問題。
一方で、製薬会社は常に弱者で、正義なのか?真っ向から否定できる一例・・・MSDの肺炎球菌ワクチンに関して行きすぎた宣伝
まるで、ニューモバックスが肺炎予防に対してかなりの効果があるごとく、消防の法から来た消火栓詐欺的CMを毎日見聞きするにつけ腹が立つ。
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