"The joints on glucosamine study: the effect of oral glucosamine on joint structure, a randomized trial"
Kwoh C, et al
Arthritis Rheum 2014; DOI: 10.1002/art.38314.
ペンシルバニア南西部の201名の軽度・中等度の片側・両側膝痛(WOMAC疼痛スコア 25〜100)、69.2%は片側KL 2以上
プライマリアウトカムは、3T MRIの両側膝の軟骨ダメージの悪化減少(評価スコアシステム: WORMS(33)使用)
セカンダリアウトカムは、骨髄病変(BMLs)と尿中CTX-IIの排泄量変化
グルコサミン群と対照群比較・WORMsスコアに対する軟骨病変減少補正オッズ比は、0.938 (95% CI 0.528, 1.666)
治療群比較で、対照群の方が、BMLs改善度高い (aOR=0.537; 95% CI 0.291, 0.990)
しかし、BMLs悪化比率では差が無かった (aOR = 0.691; 95% CI 0.410, 1.166)
グルコサミンはCTX-II排泄減少効果示唆せず (β = -0.10, 95% CI 0.21, 0.002).
結論:この短期研究では、グルコサミンによる構造的効果、すなわち、MRI形態計測、尿中CTX-II排泄などの効果認めず。
他
グルコサミン、コンドロイチンは股・膝関節痛へ臨床効果ありません2011年 04月 04日
グルコサミン、コンドロイチン単独・併用ともに症状・関節腔に効果与えず 2010年 09月 17日
効果の無い製品を自己責任だからとして、放置蔓延させている・・・無能かつ仕事しない消費者庁・厚労省
古くさいデータをいつまでもさらしてるな、ボケ!
とっととアップデートしろ!税金泥棒たちめが!
↓
https://hfnet.nih.go.jp/contents/indiv_agreement.html?24
・塩酸グルコサミンの経口摂取による、膝の痛み、変形性関節症、関節リウマチに対する有効性が指摘されているが、これらの情報は不十分であり、更なる検証が必要である (66) 。
・硫酸グルコサミンは経口摂取で変形性関節症におそらく有効と思われる (66) 。硫酸グルコサミンの短期間の筋注も有効性が示唆されている (66) 。ただし、症状の急激な再発の予防や重篤な長期にわたる変形性関節症の痛みを緩和する目的には、経口摂取は効果がないと考えられる (66) 。膝に骨関節炎を持つ患者において、硫酸グルコサミン摂取者はプラセボ摂取者に比べて、痛みと機能を測定する値が改善したという報告があり、この効果は投与期間を数週間から3年までとした複数の研究で再現性があった (64) 。硫酸グルコサミン筋注を週2回、6週間投与でヒザ骨関節炎の症状が改善したというプラセボ対照試験の結果が報告されている (64) 。この効果は投与開始後5週間から現われ、投与中止の2週間後まで持続したという (64) 。
(64) 健康食品データベース 第一出版 Pharmacist's Letter/Prescriber's Letterエディターズ 編 (独)国立健康・栄養研究所 監訳
(66) Pharmacist’s Letter/Prescriber’s letter Natural Medicine Comprehensive Database(2006)
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