2014年3月12日水曜日

オピオイド処方高リスク使用と過剰使用死の相関性

誤訳かなぁと思うほど、すごい処方回数や頻度。


日本でも、オピオイド・パーシャルアゴニスト(e.g. トラマドール)使用を含め使用範囲増大しており、怖いなぁと思ってるが、テネシー州のすごい処方率をみると・・・



Tennessee Controlled Substances Monitoring Program (TNCSMP) からのオピオイド処方患者のマッチ化症例対照研究

High-Risk Use by Patients Prescribed Opioids for Pain and Its Role in Overdose Deaths
Jane A. Gwira Baumblatt, et. al.
JAMA Intern Med. Published online March 03, 2014. doi:10.1001/jamainternmed.2013.12711

2007年1月1日から2011年12月まで

テネシー住民の1/3が、1年間にオピオイド処方fill。オピオイド処方率は、100住民人年ごと108.3〜142.5と増加。

2011年中のテネシー全患者中、4処方者超 7.6%、4薬局超 2.5%、 100MME(モルヒネ100mg等価)を超えるオピオイド使用 2.8%。

オピオイド関連過剰投与死のリスク増加は4回以上の処方者の存在と相関(  (adjusted odds ratio [aOR], 6.5; 95% CI, 5.1-8.5)、4以上の薬局 (aOR, 6.0; 95% CI, 4.4-8.3)、100 MMEs超 (aOR, 11.2; 95% CI, 8.3-15.1)と相関。

過剰投与死亡の55%が1つ以上のリスク要素存在。


処方オピオイドの高リスク使用は、テネシーではその頻度多く、増加し、過剰投与死亡増加と関連する。

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