2014年5月20日火曜日

妊娠糖尿病:前向きコホート(NHS II) 運動量増加ほど、糖尿病発症リスク減少、テレビ視聴も悪影響

NHSII研究、4554名の前向きコホート


Physical Activity and Sedentary Behaviors Associated With Risk of Progression From Gestational Diabetes Mellitus to Type 2 Diabetes Mellitus
A Prospective Cohort Study
Wei Bao, et. al.
JAMA Intern Med. Published online May 19, 2014. doi:10.1001/jamainternmed.2014.1795 

  記載としては、635の2型糖尿病(T2DM)発症数/59,287人年フォローアップあたり


総身体活動時間 5MET -h /wk増加毎、すなわち、中等度運動100分増加毎、T2DM発症リスク 9%低下 (補正相対リスク [RR], 0.91; 95% CI, 0.88 - 0.94);  BMI補正後有意差維持。

身体活動時間増加毎、T2DM発症リスク低下と相関



 7.5 MET - h/wk以上の運動(週150分以上の中等度強度以上に相当)では、総身体活動性維持群にくらべ、T2DMリスク47%低下(RR, 0.53; 95% CI, 0.38 - 0.75)、BMI補正後もその相関性維持。


テレビ視聴時間(1週間辺り、0から5.6時間、6から10時間、11から20時間、20時間以上) 多変量補正RRs(95% CIs) 1 (reference)、 1.28 (1 0.04 - 1.59)、 1.41 (1.11 - 1.79)、 1.77 (1.28 - 2.45 (P value for trend < 0.001);BMI補正後相関減衰


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