2015年5月21日木曜日

ATS: 喘息ステップダウンでのコスト削減効果

EPR-3GINAガイドラインでは、3ヶ月間安定ならステップダウンを考慮するとある。GINAのガイドラインでは、Action Planを義務づけ、フォローアップ綿密に行い、吸入ステロイド離脱を防止することも推奨されている。


報告者のRankらは1年間という、ガイドラインより保守的判断で、夏場を選択する
喘息のステップダウン適応の安定喘息の患者約5千名で、ステップダウン選択にて1月34米ドルの節約となり、入院・ED受診減少なしで、喘息マネージメント減少も影響ないという報告。



Tapering Asthma Meds Saves Money in Stable Patients
Researchers saw no significant increase in other asthma healthcare utilization.


喘息関連医療コスト削減:34.02米ドル/月 (95%CI, 5.42米ドル〜61.24米ドル)
総コストとしては、41.54米ドル/月(14.52米ドル〜67.43米ドル)削減

就労・就学損失日数:ステップダウン  4.03(2.04〜6.03)日 vs 対照 3.35(1.93〜4.78)日
喘息完全コントロール比率 ステップダウン 89% VS 対照 84%


0 件のコメント:

コメントを投稿

noteへ実験的移行

禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note