2015年7月9日木曜日

特定の抗うつ薬SSRIと先天性欠損の関連

パロキセチン(パキシル)とフルオキセチン(プロザック)は妊娠可能性の有る女性には使用を控えた方が良さそう・・・



特定の抗うつ薬SSRIと先天性欠損の関連

米国内10医療センター、1万7952名の先天性欠損新生児の母親と、対照母親9857の比較
妊娠3ヶ月善のシタロプラム(セレクサ)、エスシタプラム(レクサプロ)、フルオキセチン(プロザック)、パロキセチン(パキシル)、セルトラリン(ジェイゾロフト)使用と母親の人種/民族、喫煙、妊娠前肥満補正後事後確率




Specific SSRIs and birth defects: bayesian analysis to interpret new data in the context of previous reports
BMJ 2015; 351 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.h3190 (Published 08 July 2015)
Cite this as: BMJ 2015;351:h3190


SSRI報告でも最も多いのはセルトラリンだが、先天性欠損関連は5つの先天性欠損との関連は確認されてない。
9回の以前報告でもSSRI使用先天性欠損の関連性は一致したものではなかった。

null value除外後事後オッズ比高値は
パロキセチン(パキシル) 5種  (無脳症:anencephaly 3.2, 95% 信頼区間1.6 〜 6.2; 心房中隔欠損 1.8, 1.1 to 3.0;右室流出路狭窄障害 2.4, 1.4 〜 3.9; 腸壁破裂:gastroschisis 2.5, 1.2 〜 4.8;  臍帯ヘルニア 3.5, 1.3 〜 8.0) 

フルオキセチン(プロザック)は2種 (右室流出路狭窄障害 2.0, 1.4 〜 3.1 と 頭蓋骨癒合 1.9, 1.1 〜 3.0)


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