COPDの1秒量の年経過の足跡を検討すると
さらに言えば、思春期すでに1秒量低下している一群もいるかもしれない。
受動喫煙の深刻な健康被害を示唆。
・若年40歳未満から徐々に悪化するタイプ2つのタイプがある。前者のグループが全COPD85%ほどで多数。
・高年から急激に悪化するタイプ
さらに言えば、思春期すでに1秒量低下している一群もいるかもしれない。
受動喫煙の深刻な健康被害を示唆。
Lung-Function Trajectories Leading to Chronic Obstructive Pulmonary Disease
Peter Lange, et. al.N Engl J Med 2015; 373:111-122July 9, 2015
【背景】COPDは1秒量の経年的減少加速をもたらすとされる。
しかし、一般正常未満だが、最1秒量最大現のCOPD患者で一秒量減少が正常で有ることも考えられる。
【方法】
We stratified participants in three independent cohort
3つの独立コホート被験者 (Framingham Offspring Cohort, Copenhagen City Heart Study, Lovelace Smokers Cohort) 、コホート登録時(平均年齢、ほぼ40歳)肺機能(1病量予測比 80%以上、80%未満)、と調査最終日COPDの存在有無。
経時的1秒量減少率をコホート開始時と、終了時COPD状態に従い検討
【結果】
40歳前、1秒量予測比 80%未満657名のうち、観察22年後COPD 174名(26%)
40歳前、1秒量予測比80%以上2207名のうち、観察22年後COPD 158(7%) p < 0.001
同様の喫煙暴露に関わらず、
観察終了時COPDの332名の約半数は、40歳前では1秒量正常、その後1秒量急激減少し、年間 53±21 ml/年
残りの半数は、成人早期より1秒量低下し、徐々に1秒量減少 27±18 ml/年 p < 0.001
【結論】
今回の研究では、成人初期から1秒量低下の場合はCOPD発症の端緒として重要。1秒量減少加速的減少は、COPDの必須というわけではない (Funded by an unrestricted grant from GlaxoSmithKline and others.)
Fletcher原図ってどこからわき出したのだろう・・・1960年頃大規模な経年的調査されたとはにわかに信じがたいのだが・・・
無批判にこの図譜を引用しまくっているが・・・
無批判にこの図譜を引用しまくっているが・・・
Cecilなどには、それを改変している・・・ 引用論文記載せずに・・・天下の内科学教科書なのに・・・
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