2012年1月19日木曜日

遠隔皮膚科学:診断、臨床的効果、アウトカム 何れも改善効果

"Impact of live interactive teledermatology on diagnosis, disease management, and clinical outcomes"
Lamel S, et al
Arch Dermatol 2012; 148: 61-65.





ライブ・テレメディスン コンサルテーション( live interactive teledermatology consultation)についてのカルテ後顧的レビュー検討

2003-2005年、1500名

受診医からの診断・治療比較で、1500のlive interactive teledermatology consultationの結果、診断変化 69.9%、診断マネージメントの変化97.7%

遠隔皮膚科受診1年内に2回以上の313名では、臨床的改善が68.7%に見られた。

多変量解析にて、診断の変化(P=.01)、疾患マネージメントの変化(P< .001)、遠隔皮膚科受診数(P < .001) は有意に臨床的アウトカム改善と関連。







皮膚科領域のtelemedicine
http://www.imic.or.jp/about/imicpdf/25_2/v25_2p04.pdf


日本でも皮膚科遠隔診断はさまざまなところで行われているようだ。
問題は、公的医療保険の適用に関して。
施設や居宅から動かせない患者さんたちへの利便性やアウトカムを考えれば、全身が必要だろう。

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