2012年3月13日火曜日
糖化飲料量と虚血性心疾患・中間パラメータの関連性明らか
Sweetened Beverage Consumption, Incident Coronary Heart Disease and Biomarkers of Risk in Men
Lawrence de Koning et. al.
CIRCULATIONAHA.111.067017 Published online before print March 12, 2012
糖化飲料は体重増加、2型糖尿病リスクと関連するが、冠動脈疾患や、中間的バイオマーカーとの関係は明らかでは無かった。
42883名の男性を含む前向きコホート研究 Health Professionals Follow-up study
累積量と人工甘味飲料摂取と、致死的・非致死的CHD(心筋梗塞)の関連を比例ハザードモデルで検討
フォローアップ期間22年で、CHD 3683例
糖化飲料について、最大四分位では、最小四分位に比べ、相対リスク CHD 20% 増加 (RR=1.20, 95% CI: 1.09, 1.33, p for trend < 0.01):年齢、喫煙、身体活動性、アルコール、マルチビタミン、家族歴、食事の質、エネルギー摂取、BMI、登録前体重変化、ダイエット補正
人工甘味料入り飲料消費は、CHDと有意な相関認めず (multivariate RR=1.02, 95% CI: 0.93, 1.12, p for trend = 0.28)
自己報告コレステロール・TG・血圧・2型糖尿病診断補正にてこの相関減弱。
糖加飲料摂取は、人工甘味追加ではみとめられない、有意な影響をもたらす。具体的には、TG、CRP、TNFr1、 TNFr2の増加。 HDL, Lp(a)、 leptin減少 (p values < 0.02).
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