Conjugated equine oestrogen and breast cancer incidence and mortality in postmenopausal women with hysterectomy: extended follow-up of the Women's Health Initiative randomised placebo-controlled trial
The Lancet Oncology, Early Online Publication, 7 March 2012
観察研究と異なり、WHIトライアルでは、エストロゲン単独で、侵襲型乳がん頻度低下が示された。
エストロゲン使用の、コホートフォローアップにて死亡率・発症率に 関わる影響検討
子宮摘出施行患者で50-79歳の女性で、3年生存が見込まれ、マンモグラフィークリアした対象者
11.8年フォローアップ中央値、エストロゲン使用5.9年間中央値
子宮摘出後の女性に、更年期症状緩和のため、約5年ほどのエストロゲン使用で、乳がん頻度・死亡率に影響与えなかった。
日本の産婦人科学会の一部とは異なり、諸外国では、慎重に、ホルモン補充療法適応対象者を探っている
エストロゲン+プロゲスチンでの乳がん発生増加報告
Estrogen Plus Progestin and Breast Cancer Incidence and Mortality in Postmenopausal Womenこれに対し、エストロゲン単独では乳がん発生少ないだろう・・・と、エビデンスを示さず、ごり押しする、ホルモン補充療法に積極的関連団体。
JAMA. 2010;304(15):1684-1692. doi:10.1001/jama.2010.1500
だが、WHIで問題になったのは、乳がんだけではなく、肺がんリスク、全原因死亡リスクも含む(関連:http://intmed.exblog.jp/6864555/)。
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ホルモン補充療法推進に懸命な産経:日産婦と日本更年期医学会指針記事 2009年 04月 03
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