“セレニウム”は、pleiotropic effectがあるとして、抗酸化作用として、抗炎症作用として、10年以上用いられてきた。低セレニウム状態は死亡率、免疫機能、認知機能低下と関連性があるとされ、高セレニウム状態・セレニウムサプリメント補給は、抗ウィルス作用、そして男女の生殖機能、自己免疫性甲状腺疾患リスク減少と関連するとされた。前向き 研究で、高セレニウム状態と前立腺、肺、直腸結腸、膀胱癌リスクに関してある程度のベネフィット認めたが、トライアルからの知見にばらつきがあり、栄養状態が不充分なときのみベネフィットがあるというのが改めて認識された。
既に十分量セレニウムがある場合、セレニウムサプリメント投与は、2型糖尿病リスク増加し、関連性が“U字型”で、低セレニウム状態ではベネフィットがあるが、十分量以上の場合副作用の方が多い。
Selenium and human health
The Lancet, Early Online Publication, 29 February 2012doi:10.1016/S0140-6736(11)61452-9
登録:
コメントの投稿 (Atom)
アルツハイマー病を克服するヒントは「脳の自己再生力」にあった?
この研究は、 ヒト成人の海馬 における 未成熟ニューロン の存在とその役割を最新の解析技術で解明したものです。科学者たちは、健康な高齢者、アルツハイマー病患者、および病理がありながら認知機能を維持している**「レジリエンス」**群の脳を比較しました。その結果、成人脳の未成熟ニ...
-
誤飲検証のためのベッドサイド水飲みテストは、一飲み量(1−5ml)で再現できればrule inできる Screening accuracy for aspiration using bedside water swallow tests: A systematic revi...
-
禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note
-
2005年以来となる改訂らしい Standardization of Spirometry 2019 Update. An Official American Thoracic Society and European Respiratory Society Technic...
0 件のコメント:
コメントを投稿