2012年3月1日木曜日

セレニウムU字減少:とりすぎると2型糖尿病リスク

“セレニウム”は、pleiotropic effectがあるとして、抗酸化作用として、抗炎症作用として、10年以上用いられてきた。低セレニウム状態は死亡率、免疫機能、認知機能低下と関連性があるとされ、高セレニウム状態・セレニウムサプリメント補給は、抗ウィルス作用、そして男女の生殖機能、自己免疫性甲状腺疾患リスク減少と関連するとされた。前向き 研究で、高セレニウム状態と前立腺、肺、直腸結腸、膀胱癌リスクに関してある程度のベネフィット認めたが、トライアルからの知見にばらつきがあり、栄養状態が不充分なときのみベネフィットがあるというのが改めて認識された。
既に十分量セレニウムがある場合、セレニウムサプリメント投与は、2型糖尿病リスク増加し、関連性が“U字型”で、低セレニウム状態ではベネフィットがあるが、十分量以上の場合副作用の方が多い。



Selenium and human health
The Lancet, Early Online Publication, 29 February 2012doi:10.1016/S0140-6736(11)61452-9

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