ロサルタンと他のARB比較の観察研究で、ロサルタンで、心不全患者の死亡率増加と関連することが示された。
Angiotensin II receptor blockers for the treatment of heart failure: a class effect?
Pharmacotherapy. 2007 Apr;27(4):526-34.
ということで、 Svanströmらは、デンマーク国内登録データ(1998-2008)で、全原因死亡率リスク比較
ロサルタン 4397 vs カンデサルタン 2082
結果は、ロサルタン使用で全死亡率増加ということは見られなかった、という報告。
Association of Treatment With Losartan vs Candesartan and Mortality Among Patients With Heart Failure
JAMA. 2012;307(14):1506-1512. doi: 10.1001/jama.2012.452
ほんとに、class effectはあるのだろうか?
最近の報告では、ロサルタンそのものは、カルシウム拮抗剤であるアムロジンに比べ、脂肪肝(腹部超音波指標)、皮下脂肪改善効果、尿酸低下、肝炎症・線維化抑制が示されている。
NASH各指標改善: ロサルタン>アムロジピン ; シンバスタチン追加でさらに改善 2012年 01月 14日
カルシウム拮抗剤とロサルタンは尿酸値低下のみならず、痛風発症リスク減少 ;その他ARBは痛風増加 2012年 01月 13日
今の薬価は?
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