2012年4月5日木曜日

がん診断後自殺・心血管イベント 直後リスク増加

がん診断を受けた場合、患者の苦悩や精神的症状が高度であることは高度エビデンスで明らか。自殺リスク増加の報告が蟻、それと共に心血管イベントリスク増加も報告されている。診断にともなう心理的苦悩自体が重篤な合併症を生じることに関して、特に、診断直後の状況の報告は少なかったということで意義ある論文と自称している。


Suicide and Cardiovascular Death after a Cancer Diagnosis
Fang Fang, et. al.
N Engl J Med 2012; 366:1310-1318April 5, 2012
癌診断受けることは、疾患や治療の影響外に、即時的に、負の健康的影響を与える。
“Poisson and negative binomial regression model”を用いて、6073240のスウェーデン人のコホート研究 

癌無し群に比べ、がん診断患者における自殺相対リスク
診断後1週間において 12.6 (95% 信頼区間 [CI], 8.6~17.8)・(29 人; 発生率, 2.50 / 1000 人年)
診断後1年間において、3.1 (95% CI, 2.7~3.5) ・ (260 人; 発生率, 0.60 / 1000 人年)
診断後心血管死亡相対リスクは
診断後1週間において 5.6 (95% CI, 5.2~5.9)・(1318 人; 発生率, 116.80 / 1000 人年)
診断後4週間において、3.3 (95% CI, 3.1~3.4)・(2641 人; 発生率, 65.81 / 1000 人年)
リスク増加は診断後時間経過と共に急激に減少 リスク増加は予後不良の癌において特に著明。
症例交叉解析により主な解析結果が確認された。

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