2012年4月6日金曜日

肩こり・持続性緊張型頚部痛:多要素疼痛・ストレス自己管理介入

持続緊張型頚部痛に対し、多要素疼痛・ストレス自己管理介入:multi-component pain and stress self-management group intervention (PASS)が有効




Randomised controlled trial: 
 For people with persistent tension-type neck pain, a multicomponent pain and stress self-management intervention gives better improvement in ability to control pain and self-efficacy, but not disability, than physical therapy 
  Evid Based Med ebmed-2012-100564Published Online First: 2 April 2012 
 http://ebm.bmj.com/content/early/2012/04/02/ebmed-2012-100564.full?ga=w_bmjj_bmj-com


multi-component pain and stress self-management group intervention (PASS)


pdf



“肩こり”というのは本来は肩周辺訴えのことを言うと思うのだけど、僧帽筋や肩甲挙筋などかかる筋肉の広大な起始部停止部のせいか、持続性緊張性頚部痛も、日常臨床では、“肩こり”と訴えてくる。

この疾患の対応には、理学療法だけで無く、多要素取り組みが必要という報告。


全国各地で行われている、肩こりへの漫然とした理学療法に関して、整理が必要なのは、担当している専門家たちも感じてるはず。日本でも、介入プログラム明確化した多要素的介入プログラムを開発すべきで、日本人に流布する時間・コストの無駄な疑似科学的介入へ向かう人たちを少しでも少なくすべきだろう。・・・と、いっても、自民・民主・公明など議員たちがなぁ・・・

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