2012年12月11日火曜日

日本国内研究:市民による早期除細動・院外心停止患者に対しては胸骨圧迫単独心肺蘇生が有効

日本国内の研究

市民による早期除細動(PublicAccessDefibrillation)された、病院外心停止患者では、胸骨圧迫単独心肺蘇生は、標準CPRに比べ、より有効。

胸骨圧迫単独CPRは、突然倒れた場合に出くわしたとき、市民による早期除細動使用状況では、もっとも好ましいシナリオということになる。

"Chest compression-only cardiopulmonary resuscitation for out-of-hospital cardiac arrest with public-access defibrillation: A nationwide cohort study"
Iwami T, et al
Circulation 2012; 126; DOI: 10.1161/CIRCULATIONAHA.112.109504.

日本の観察研究で、5年間、1376の、CPRを受け・市民による早期AED使用状況のショック状態の、病院外心原性心停止bystander-遭遇を登録

506(36.8%)が胸骨圧迫単独CPRを受け・市民、870(63.2%)が通常CPR。

神経学的アウトカム良好な1ヶ月生存率は、胸骨圧迫単独CRP群 40.7%(206/506)で、通常CRP群 32.9%(286/870)より良好であった 補正オッズ比, 1.33; 95% 信頼区間, 1.03–1.70)

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