2013年1月23日水曜日

入院前ビタミンD欠乏・不足は、冠動脈バイパス手術の90日目の死亡率増加と関連

CCMの話題で、またかのビタミンDと心血管疾患リスクについての話・・・寄与要素補正が後顧的報告のため重要

そして、ビタミンDサプリメント投与の是非に関してはこれでは結論は出ないことも重要


後顧的コホート研究
入院前25(OH)D欠乏はCABG後の死亡率と相関する

日本ではなく、ボストンのBrigham and Women's Hospitalの報告らしい


Moromizato T, et al "Pre-hospital serum vitamin D levels and mortality following coronary artery bypass grafting" SCCM 2013; Abstract 38. 
http://journals.lww.com/ccmjournal/Abstract/2012/12001/38___Pre_Hospital_Serum_Vitamin_D_Levels_and.41.aspx


入院前25(OH)D欠乏は90日死亡率の予測因子となる

非欠乏者にくらべた時のCABG後90日めの死亡率オッズ比
欠乏  OR = 5.80 (95%CI, 1.33-25.21;p=0.02)
不足  OR = 4.17 (95%CI, 1.10-15.77;P=0.04)

年齢、性別、人種、急性腎障害、急性心筋梗塞、CABG前ヘマトクリット値、GFR、Deyo-Charlson index補正後も90日目死亡率有意予後因子として維持
欠乏 補正OR = 5.61 (95%CI, 1.17-26.9;p=0.03)
不足 補正OR = 3.87 (95%CI, 0.98-15.24;p=0.05)

ビタミンDと死亡率の相関は、心肺バイパス、合併弁膜症手術、再手術状態で、境界的に寄与を認めなかった



ビタミンD濃度と心血管疾患リスク: 血中濃度に閾値存在 25(OH)D濃度測定が必要・・・ 2012/11/17

PHSII: マルチビタミン 心血管疾患予防効果認めず 2012/11/06

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