Practice Patterns and Perceptions of Thoracic Oncology Providers on Tobacco Use and Cessation in Cancer Patients
Warren, Graham W. et. al.
Journal of Thoracic Oncology:POST AUTHOR CORRECTIONS, 22 March 2013doi: 10.1097/JTO.0b013e318288dc96
序文: 喫煙はがん患者のアウトカム悪化と関連するが、喫煙と禁煙に関する実際上のパターンや認識についての腫瘍臨床提供者からの情報は少ない
方法: International Association for the Study of Lung Cancer (IASLC)メンバーで行われた、がん患者での、喫煙状況評価・禁煙への実践、認識、障壁のオンライン調査
医師レベル回答の解析・報告
結果:1507名のIASCLメンバーでの回答率 40.5%
医師回答者の90%超で、現行喫煙がアウトカムへ影響を与え、禁煙が、臨床ケアの標準パートであるべきという認識
初診時喫煙状況を問診は90%、禁煙意思質問は79%だが、薬物オプションに関しては40%のみ、禁煙補助積極提供 39%、フォローアップ時たばこへの着眼医師はさらに少ない。
医師の禁煙努力の主たる障壁は、たばこ使用患者の禁煙助力の限界に関する悲観的考え(58%)で、治療への患者の抵抗性懸念(67%)
33%のみが、禁煙介入へ適切に介入する訓練をうけているにすぎない
結論: 肺がん患者治療に関わる医師たちは、診療の一部としての必要性から禁煙の重要性は認識しているが、多くはルーチン診療として、禁煙補助行ってない。
診断時・フォローアップ中の喫煙状況評価・禁煙を促進し、臨床的教育、禁煙手段の改善のために、禁煙活動を増やす必要がある。
がん診療のみならず、他の領域でも、喫煙評価・禁煙介入を、診療ルーチンに施設・チームとして組み込むしかないと思う。
従事医師に対する負うべき責任と実践に乖離があるのは循環器疾患なんかも同様だし、そのvolumeは大きいと思う。
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