2013年4月1日月曜日

老視用矯正コンタクト:終夜装着で改善

原論文
Refractive Changes From Hyperopic Orthokeratology Monovision in Presbyopes
 Gifford, Paul; Swarbrick, Helen A.
Optometry & Vision Science. 90(4):306-313, April 2013.doi: 10.1097/OPX.0b013e318287328e

解説記事
New technique shows promise in restoring near vision without glasses
Wearing OK contact lenses every night can restore age-related loss of near vision
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2013-04/wkh-nts032913.php


中 年までに多くの人は加齢による近い場所の視力低下が見られる、いわゆる老視で、遠近めがねや読書用めがねが必要となる。hyperopic orthokeratology (OK)と呼ばれる新しい技術は、めがね必要無しに近場の視力回復する新しい技術ということになる。

老視患者中年で、OKコンタクトレンズを終夜装着で、単眼のup-close視力回復

16名の、加齢関連近視力低下ある中年患者(43-59歳)
老視は、加齢による水晶体の透過性前面の弾性低下が原因

Orthokeratology は、角膜の形状をmanipulateするrigid contact lenseの特異的デザインされたもので、歯の矯正に用いられるbraceのようなもの

1週間終夜片眼に、custom-made OKレンズを装着させ、片眼と比較。

全ての患者で、単眼OK技術は近視力回復。


夜間OKは新しい技術ではなく、若年者では近視のため用いられていた。角膜形状変化のためにも用いることができることが明らかになった。

老視というのは、角膜調整筋力低下

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