年次眼検診をイギリスでは2008年以降取り入れてるそうだが、この研究にてプログラム4年間での網膜症検出の変化を推定したところ、糖尿病患者の眼疾患尤度年次減少がみられた。
32,340名の2型糖尿病患者で、2008−2011年までの記録
sight-threatening diabetic retinopathy (STDR)の頻度を推定
Changes in Detection of Retinopathy in Type 2 Diabetes in the First 4 Years of a Population-Based Diabetes Eye Screening Program
Retrospective cohort study
Alice S. Forster, et. al.
Published online before print April 25, 2013, doi: 10.2337/dc13-0130
Diabetes Care April 25, 2013
16,621名の初回検診経験者のうち、STDR頻度は2008年 7.1%、2011年6.4%と減少。
糖尿病期間比率の初回検診1年未満割合は、2008年では18.7%、2011年48.6%
2度目以降の検診では26,308名
初回軽症非増殖性網膜症患者では、2度目以降のSTDR比率は、2008年 21.6%から、2011年8.4%まで減少(年次減少 -2.2% [95% CI -3.3 〜 -1.0%])
初回検診非網膜症では、STDRは 2008年 9.2%から2011年 3.2%と減少 (年次減少 , -1.8% [-2.0 〜 -1.7) p < 0.001
減少傾向は、社会住民統計サブグループ内で同様
結論:住民ベースの糖尿病眼検診導入後、STDRのリスク減少群での該当住民比率が増加し、2回目以降のSTDR同定比率減少した。
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