2013年4月30日火曜日

SSRIの周術的服用は、院内死亡率減少を含むアウトカム悪化・・・しかし、未知要素多く理由不明


SSRIの周術的使用が、手術の副事象的アウトカムに影響を与えるか?
この文献の、結論から言えば、一応、副事象イベント増やすが、未知部分の関与が大きいことが示唆される。
SSRI服用患者は肥満、肺疾患、甲状腺機能低下が多く(p<0 .0001="" .001="" 6.2="" br="" p="" vs="">
補正後、SSRIは院内死亡率(補正オッズ比, 1.20 [95% CI, 1.07-1.36])、出血 (1.09 [1.04-1.15])、30日内再入院(1.22 [1.18-1.26])オッズ高い。
propensity-マッチ化解析でも同じ結果。しかし、院内死亡率はうつ患者群で上記補正にて減少。
感度分析にて、未検討共役要素がかなり存在し、死亡率にかなり影響を与えていることがわかった。




Perioperative Use of Selective Serotonin Reuptake Inhibitors and Risks for Adverse Outcomes of Surgery
Andrew D. Auerbach, et. al.
JAMA Intern Med. 2013;():1-7.



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