2013年4月30日火曜日

COPD急性増悪入院:うつ所見有無で予後関わる


うつ診断既往のない、COPD急性増悪(AECOPD)入院連続症例230名を前向きに検討

AECOPD受診時うつ症状ありの患者は、回復へのインパクト存在し、生命予後の悪さ、そして、AECOPD発生、AECOPD入院と関連する。

The impact of depressive symptoms on recovery and outcome of hospitalised COPD exacerbations
Eur Respir J 2013 41:815-823

うつ症状のある患者では、長期入院必要(mean±SD 11.6±3.7 versus 5.6±4.1 日間, p<0 .001="" blockquote="">
臨床的指標はAECOPD経過中改善するも、入院時うつ症状は有意に呼吸困難のインパクト(p<0 .001="" p="0.012)と関連<br">
1年後、うつ症状有りの患者はAECOPDとなりやすく (p < 0.001)、より急性増悪入院しやすい(p < 0.001)
多変量解析にて、うつ症状は、死亡率の独立した予後因子 (ハザード比 3.568, 95% CI 1.302–9.780) で、AECOPDリスク (IRR) 2.221, 95% CI 1.573–3.135)であり、AECOPD入院 (IRR 3.589, 95% CI 2.319–5.556)のリスクである。






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