サブグループ解析に、検査値変動に関して意味があるというのだろうか?
Reactive Hyperemia Index(反応性充血指数)
http://endo-pat.com/endothelium/
5週間介入試験
低脂肪乳製品(1サービングの1%液状ミルク、低脂肪ヨーグルト)と非乳製品(1サービングのアップルジュース、pretzel、シリアルバー)非比較
収縮期血圧・拡張期血圧、血管機能(RHI: reactive hyperemia index、augmentation index)、血中脂質比較
降圧剤服用してない、前高血圧症、stage 1高血圧(平均安静時 129.8/80.8 mmHg )平均年齢54.5歳、BMI 29.2、62名の男女
朝食標準として、研究製品2サービングを含む、食事チャレンジで、各治療期間終了時に与える。
乳製品・非乳製品治療にて収縮期血圧(SBP)と拡張期血圧の有意差認めず
安静時食後、食前から食後3.5時間まで (SBP, 126.3 mmHg versus 124.9 mmHg; DBP, 76.5 mmHg
versus 75.7 mmHg)
RHIに関して、食前 (2.35 versus 2.20) 、食後2時間(2.33
versus 2.30)
augmentation indexに関して、食前 (22.5 versus 23.8) 、食後2時間(12.4 versus 13.2)
対照治療中、血管内皮障害ありの被験者のうち(RHI 1.67以下; n=14)、食前RHIは、乳製品使用状況 vs 非乳製品使用下状況で、有意差認める 2.32 vs 1.50 p=0.002
空腹時リポ蛋白脂質値も有意差を認める
(2.32 versus 1.50, P = 0.002)
空腹時リポ蛋白脂質値は、治療全体群全体と各サブグループで、有意差認めず
低脂肪乳製品摂取は、血圧、血管機能、脂質特性に関して、全体から見れば効果認めない
しかし、血管内皮機能障害のある症例では、乳製品でRHI改善の可能性ある。
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