てんかん患者は早死にリスク高く、特に外因性死因が多いという大規模研究結果
筆者等によれば、てんかん患者で早死率高いことが示唆され、特に併存・精神疾患n関与が示唆されるという結論。
"Premature mortality in epilepsy and the role of psychiatric comorbidity: a total population study"
Fazel S, et al
Lancet 2013; DOI: 10.1016/S0140-6736(13)60899-5.
スウェーデン1954-2009年生まれ、てんかん入院・外来診断(n-69,995)例での検討
住民対照(年齢マッチ化・性別マッチ化, n=660,869)、非発症同胞(n=81,396)との比較
フォローアップ中死亡 6155 (8.8%)名、年齢中央値 34·5 (IQR 21·0—44·0)歳
早死オッズ高い(住民対照との比較補正オッズ比 [aOR] of 11·1 [95% CI 10·6—11·6] 、 非発症同胞との比較 11·4 [10·4—12·5])
死因のうち、外因死 15·8% (n=972)
非自動車事故オッズ比高い(aOR 5·5, 95 % CI 4·7—6·5) 、自殺オッズ比高い(3·7, 3·3—4·2)
これら外因死のうち、非てんかん・非精神疾患患者との比較で、精神疾患合併は75.2%で、併発うつの場合特に相関性が高い(13·0, 10·3—16·6)、同様に、薬物不正使用 で相関性高い(22·4, 18·3—27·3)
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