2014年3月13日木曜日

右中大脳動脈領域梗塞は左同病変と比べ、歩行緩徐・歩行非対称性めだつ、そして、非梗塞病変灰白質容積大きいほど機能は温存

右中大脳動脈内領域(MCA)脳障害は、特に、mediolateral postural stabilizationへの障害をもたらす。横断的研究にて、慢性右中大脳動脈領域梗塞(左病変と比較)が、より緩徐歩行・より両側非対称性となる仮説、そして、慢性右MCA領域病変において、MCA領域外に存在する運動制御脳を含む、脳非梗塞領域内の灰白質により依存するという仮説検証。


結論は、左中大脳動脈領域梗塞と比べ、右MCA領域内慢性病変では、歩行緩徐化、非対称性がめだつ。梗塞領域外の病変内の灰白質容積が大きいほど、locomotor control温存する。




Infarct hemisphere and noninfarcted brain volumes affect locomotor performance following stroke
I-Hsuan Chen, et. al.
http://www.neurology.org/content/early/2014/01/31/WNL.0000000000000186.abstract


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