認知症分野は巨大ビジネスである。診断数増加すれば、巨大利益を生み出すこととなる。
政府・行政はこの思惑から無縁でいられるだろうか?
認知症過剰診断を引き起こす、行きすぎた行政施策とは・・・
認知症診断率の低い医師たちの名前を公表し、恥辱を与える試みがなされている国がある。英国
http://www.independent.co.uk/news/uk/politics/new-government-website-to-name-and-shame-doctors-over-who-have-poor-rates-of-dementia-diagnosis-8970923.html
・・・となると、結果は明らかである。
Targets for dementia diagnoses will lead to overdiagnosis
BMJ 2014; 348 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.g2224 (Published 1 April 2014)Cite this as: BMJ 2014;348:g2224
過剰診断の嵐・・・
英国検診委員会は、認知症スクリーニングに対して推奨していない。
早期発見しても介入効果が望めないからである。
UK National Screening Committee. Alzheimer’s disease: the UK NSC policy on Alzheimer’s disease screening in adults. 2010. www.screening.nhs.uk/alzheimers.
だが、政府は、コミッショナーに圧力をかけ、一般医に対して患者発見数増加を仕向けている。有害性解析がなされてないのになぜ、そして、患者・医師関係はどこに?
認知症早期発見にて、政府支出を減らそうという試みは分かるが、その効果は期待できず、医療への政府介入がいびつな形となっている事例と言えよう。
日本のメディアは、欧米優等概念があるので、すぐまねをしろと言いそうな悪寒がする。したり顔したなんたら専門家たちがとくに・・・
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