2014年4月7日月曜日

2型糖尿病;肝細胞・膵α細胞・膵β細胞調節系バランスの障害;Kisspeptin1: キーとなる蛋白 病早期発見マーカーとなるか?

肝臓で生成され、生殖関連調整蛋白と知られている、Kisspeptin1

2型糖尿病発症の早期発見マーカーになるかも・・・。 この濃度の増加が早期増加するらしい。


膵臓β細胞でのインスリン産生抑制、2型糖尿病発症と関連することマウスで示された。
camp-PKA-CREB signalingが2型糖尿病において、グルカゴンによるupregulationとして増加することが多い。膵α細胞と肝細胞、そして、膵β細胞との3構成的調整機構の異常 (trihormonal regulatory circuit )として2型糖尿病はとらえることができる。
http://www.medpagetoday.com/Endocrinology/Diabetes/45126


2型糖尿病において、DPP4阻害剤出現もあり、グルカゴンの役割が臨床家にも実感できる話となっているが、肝・膵系の緊密な調整系は誰しも疑わないことだが、それを結びつけるホルモン蛋白が見つかった意味は大きい。


Glucagon Regulates Hepatic Kisspeptin to Impair Insulin Secretion
Woo-Jin Song et. al.
DOI: http://dx.doi.org/10.1016/j.cmet.2014.03.005





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