2014年4月7日月曜日

EVD: 流行中のエボ・ウィルス疾患 → 名称変わってますよ 感染症専門家諸兄

(EVD; formerly known as Ebola haemorrhagic fever)ということで、「エボラ・ウィルス疾患」(EVD)と改名されるようだ。wikipedia.orgでも日本語サイトは、「エボラ出血熱」のまま。 IDSCも・・・ やる気のなさが


Ebola virus disease: background and summary Disease
Outbreak News
http://www.who.int/csr/don/2014_04_ebola/en/


この疾患は、感染動物との接触、特に、屠殺や、血液やミルク、生肉・未調理肉から感染し、ヒトヒト感染は血液接触によるもの

致死率90%を超え、突然発症の、熱、極端な消耗、筋痛、頭痛、吐気、咽頭痛が初発。嘔吐、下痢、腎・肝障害が続く。症例によっては体内外の出血が生じる。検査所見としては白血球・血小板減少、肝逸脱酵素増加。潜伏期間は2〜21日間。症例によっては61日間という報告も。 
除外診断が重要で、マラリア、チフス熱、赤痢、コレラ、レプトスピラ症、ペスト、リケッチア、再帰熱、髄膜炎、肝炎、他のウィルス性出血熱

確定診断は、検査が必要だが、サンプル取り扱いに最大限注意が必要。

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