2016年5月1日日曜日

住民ベースmetagenomics:腸内微生物群ゲノム構成と多様性に関する要素:食事、疾患、喫煙、薬剤など

ワインやコーヒーは腸内細菌叢の健常性と多様性と関連
他、野菜、果物、ヨーグルトが細菌叢の微生物多様性と関連

逆に、加糖飲料やスナック類は多様性レベル低下と関連
過敏性腸症候群や妊娠中喫煙も低下と関連

女性は男性より多様性高く、高齢者は若年者より多様性あり

注意すべきはこの研究は特定の食品や行動に特定の個人の腸内細菌叢に影響を与えているかを正確に示しているわけではない



Population-based metagenomics analysis reveals markers for gut microbiome composition and diversity
Alexandra Zhernakova, et. al.
http://science.sciencemag.org/content/352/6285/565
Science Vol 352, Issue 6285 29 April 2016
 Lifelines-DEEP studyという、オランダの1135名の腸内細菌の検討で、126の外因・内因要素(内因要素31)、60の食事要素、12の疾患要素、19の薬剤要素、4つの喫煙関連カテゴリーとの関連性が示された。これらの要素は 微生物校正の個別バリエーション18.7%の説明要素となる。 
110の要素は、125の菌種と関連し、便CgA(chromogranin A)、神経内分泌ペプチドが61の微生物種と微生物構成53%にあたり独占的に関連することが示された。
低CgA濃度は、多様性microbiomeで観察される。


筆者等によれば大規模研究で腸内microbiomeと関連した多数宿主と環境要素検討した初めての系統的評価


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