禁煙法による健康への好影響を示す報告
公共の場での禁煙を制限することで、二次喫煙による健康被害を減少させたと解釈すべきだろう
Changes in Ambulance Calls Following Implementation of a Smokefree Law and its Extension to Casinos
Stanton A. Glantz, et. al.
CIRCULATIONAHA.113.003455 Published online before print August 5, 2013, doi: 10.1161/CIRCULATIONAHA.113.003455
大型カジノの存在するコロラドの田舎、ギルピン群 人口5千名程度
2000年1月から2012年12月まで
カジノ地域まで広げた禁煙法導入後、救急コール22.8%減少(発生率比、 0.772; 95% 信頼区間, 0.685-0.871; p < 0.001)
しかし、カジノからの救急コールには変化認めず( p > 0.9)
禁煙カジノ要求法で、カジノからの救急コール 19.1%(発生頻度比, 0.809; 95% 信頼区間 0.724-0.905; p < 0.001 )減少するも、カジノ外からのコールに変化認めず( p > 0.1)
結論としては、セカンドハンド喫煙暴露が急性に影響を与えているのではないかというもの
2013年8月6日火曜日
PLATOトライアル信頼性疑義:アストラゼネカの新規抗血小板剤チカグレロル
洋の東西問わず、薬剤治験・臨床治験の公平性が問われている。
ノバルティスのそれより重大・・・臨床治験で、FDA薬剤承認に関連してたから
でも、恣意性が判明されることがあるのだろうか?
勝手に名前使われた、プラトンさんが怒ってるだろう
Inactivations, deletions, non-adjudications, and downgrades of clinical endpoints on ticagrelor: Serious concerns over the reliability of the PLATO trial
International Journal of CardiologyPII: S0167-5273(13)01216-3 doi:10.1016/j.ijcard.2013.07.020
FDA Medical Review は以下を示唆
(1) 研究スポンサーと独立した第三者機関CROの結果と異なり、研究スポンサーによるチカグレロルでは、プライマリエンドポイントオッズ比は減少(P=0.0004)
(2) チカグレロルに有利な研究終了まで全原因死亡率に関して研究スポンサーモニター地域とチカグレロルに、有意な関連性存在(p=0.006),
(3) 独立第三者機関CRO(米国、ロシア、ジョージア)による研究スポンサーに独立した地域では、チカグレロル悪化へ中立化 (OR=1.21, 95% CI: 0.91 to 1.59, p=0.2022)
(4) チカグレロルに有利なプライマリエンドポイントのうち、46%は、2つの国(ポーランド、ハンガリー)からのもの
(5) PLATO はデータベースロック前のロック解除状態の最低452名の患者で、クロピドグレル/ダミー・クロピドグレル錠開き、無ブラインド化されやすい状態にあった。
(6) チカグレロル割り当て群に比べ、心筋梗塞としてのプライマリ解析としてカウントされていた心臓イベント数が有意に多い (p<0 .0001="" p="">
(7) 指標イベント/入院後の入院患者が、クロピドグレルと比較してチカグレロル群で多いことは報告されてない (p=0.002 in favor of ticagrelor),
(8) サイト報告の心筋梗塞では、チカグレロル vs クロピドグレルの減少、有意差はない。
(9) チカグレロルに於ける23の確定・可能性心血管イベントでは、裁定・不活化・削除・より弱いエンドポイントへのダウングレードなどがなされてない(これはFDAレビューでも示されてない)
(10) 4名の FDA reviewerは、チカグレロル非承認に投票
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ノバルティスのそれより重大・・・臨床治験で、FDA薬剤承認に関連してたから
でも、恣意性が判明されることがあるのだろうか?
勝手に名前使われた、プラトンさんが怒ってるだろう
Inactivations, deletions, non-adjudications, and downgrades of clinical endpoints on ticagrelor: Serious concerns over the reliability of the PLATO trial
International Journal of CardiologyPII: S0167-5273(13)01216-3 doi:10.1016/j.ijcard.2013.07.020
FDA Medical Review は以下を示唆
(1) 研究スポンサーと独立した第三者機関CROの結果と異なり、研究スポンサーによるチカグレロルでは、プライマリエンドポイントオッズ比は減少(P=0.0004)
(2) チカグレロルに有利な研究終了まで全原因死亡率に関して研究スポンサーモニター地域とチカグレロルに、有意な関連性存在(p=0.006),
(3) 独立第三者機関CRO(米国、ロシア、ジョージア)による研究スポンサーに独立した地域では、チカグレロル悪化へ中立化 (OR=1.21, 95% CI: 0.91 to 1.59, p=0.2022)
(4) チカグレロルに有利なプライマリエンドポイントのうち、46%は、2つの国(ポーランド、ハンガリー)からのもの
(5) PLATO はデータベースロック前のロック解除状態の最低452名の患者で、クロピドグレル/ダミー・クロピドグレル錠開き、無ブラインド化されやすい状態にあった。
(6) チカグレロル割り当て群に比べ、心筋梗塞としてのプライマリ解析としてカウントされていた心臓イベント数が有意に多い (p<0 .0001="" p="">
(7) 指標イベント/入院後の入院患者が、クロピドグレルと比較してチカグレロル群で多いことは報告されてない (p=0.002 in favor of ticagrelor),
(8) サイト報告の心筋梗塞では、チカグレロル vs クロピドグレルの減少、有意差はない。
(9) チカグレロルに於ける23の確定・可能性心血管イベントでは、裁定・不活化・削除・より弱いエンドポイントへのダウングレードなどがなされてない(これはFDAレビューでも示されてない)
(10) 4名の FDA reviewerは、チカグレロル非承認に投票
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降圧剤:カルシウム拮抗剤と乳がんリスクの関連性
短期作動性カルシウムチャンネル拮抗剤では、特に、腺管乳がん発生オッズ比 3.7(95% CI, 1.3 - 5.3)、小葉乳がんでは2.4 (95% CI, 1.20 - 4.9)
ACE阻害剤では、乳がんリスク減少の可能性も示唆。
観察研究・症例対照研究なので、解釈には注意が必要。
解説記事でも、現時点ではガイドライン変化が必要な報告ではないとしている。
Use of Antihypertensive Medications and Breast Cancer Risk Among Women Aged 55 to 74 Years
JAMA Intern Med. 2013;():-. doi:10.1001/jamainternmed.2013.9071.
ONLINE FIRST
Christopher I. Li, et. al.
3つのcounty Seattle-Puget Sound 年エリアの住民ベース症例対照研究
55-74歳、侵襲性腺管乳がん88名、侵襲小葉乳がん 1027、対照群として無がん 856名
主要アウトカムは、侵襲型腺管乳がん・小葉乳がんリスク
カルシウムチャンネル拮抗剤(CCB)現行使用10年以上で、乳管腺がん高リスクと相関(オッズ比 [OR], 2.4; 95% 信頼区間 [CI], 1.2-4.9) (trend : p = 0.04)、小葉乳がん高リスクと相関(OR, 2.6; 95% CI, 1.3-5.3) (trend ; p = 0.01)
この相関に関しては、使用CCBの種類(短時間作動 vs 長時間作動、dihydropyridine (DHP)系 vs 非DHP系)で予測ばらつき有り
利尿剤、β遮断剤、ARBに関しては相関認めず
ACE阻害剤では、乳がんリスク減少の可能性も示唆。
観察研究・症例対照研究なので、解釈には注意が必要。
解説記事でも、現時点ではガイドライン変化が必要な報告ではないとしている。
Use of Antihypertensive Medications and Breast Cancer Risk Among Women Aged 55 to 74 Years
JAMA Intern Med. 2013;():-. doi:10.1001/jamainternmed.2013.9071.
ONLINE FIRST
Christopher I. Li, et. al.
3つのcounty Seattle-Puget Sound 年エリアの住民ベース症例対照研究
55-74歳、侵襲性腺管乳がん88名、侵襲小葉乳がん 1027、対照群として無がん 856名
主要アウトカムは、侵襲型腺管乳がん・小葉乳がんリスク
カルシウムチャンネル拮抗剤(CCB)現行使用10年以上で、乳管腺がん高リスクと相関(オッズ比 [OR], 2.4; 95% 信頼区間 [CI], 1.2-4.9) (trend : p = 0.04)、小葉乳がん高リスクと相関(OR, 2.6; 95% CI, 1.3-5.3) (trend ; p = 0.01)
この相関に関しては、使用CCBの種類(短時間作動 vs 長時間作動、dihydropyridine (DHP)系 vs 非DHP系)で予測ばらつき有り
利尿剤、β遮断剤、ARBに関しては相関認めず
2013年8月5日月曜日
食品嗜好と関連する嗅覚受容体領域同定
最近、ロックフォール、ゴルゴンゾーラ、スティルトンなどのにおいのきついブルー・チーズにはまってる。配偶者はそれを激しく嫌う。遺伝的個別差なのか、学習あるいは環境獲得の差なのか・・・結婚して30年間ほどなるのに・・・嗜好には差がある。まぁ、嗅覚以外の別の嗜好も同様だが・・・
食品に関しては、味覚は、甘み、塩味、酸味、苦み、うまみ(savory)の5種を感じることができるが、嗅覚に関してはかなりの種類の臭いをかぎ分けることができる。となると、嗅覚が食品嗜好に大きく影響をあたえるのではないか?
以下の種類の嗅覚受容体の遺伝子局在が判明した。
妻は、未来永劫、ブルーチーズを嫌うのだろうか?
ワシントンポスト誌では、ワインのにおいで解説している。ひとつのワインで数百もの異なるアロマを有する。人ごとに心地よい臭いの記録に変化をもたらす。バイオレット成分の芳香的、フローラルとする香りに感度が高く、一方、感度の低い人は、深いな酸っぱいとか、アシディックと表現する。
コリアンダーに対しても同様の好き嫌いがある。フローラルと表現する人もいれば、石けんみたいと表現する人もいる。
Identification of Regions Associated with Variation in Sensitivity to Food- Related Odors in the Human Genome
Jeremy F. McRae ,et. al.
Current Biology, 01 August 2013
ヒトは、食品を含む、無数のにおいをかぐ能力がある
におい感度は遺伝性であり、嗅覚受容体遺伝子近傍に位置する特異的嗅覚への感受性の遺伝子変異にリンクする事例が存在する。しかし、数千のaromaやいくつか判明した嗅覚受容体で、嗅覚受容体locusと嗅覚感受性のlinking variationに関して少々進歩が見られた。
仮説として、味覚遺伝子とともに、嗅覚感受性の差が食物の好みに影響するとして、2-ヘプタノン(p = 5.1 × 10−8)、イソブチルアルデヒドp = 6.4 × 10−10、βダマセノンp = 1.6 × 10−7、βイオノンp = 1.4 × 10−31
どのlocusも嗅覚受容体のin/nearクラスターに存在
9つの嗅覚感受性に関する知見が加わった。
食物関連のにおいの感覚的鋭さに関して嗅覚受容体に関わる変異の重要性が示された。
一般住民の遺伝子頻度研究にて、嗅覚感受性のばらつきが大きいことが示唆される。
さらに、これらのにおいに対する複合的ななものを有することなど、各人の経験がよりユニークな嗅覚世界を会得することも考えられるだろう。
薩摩半島出身の私は、ヘチマの味噌炒めが大好き。配偶者(嫌いな人は鹿児島でも多い)は、ヘチマを食べるのをいやがる。なら、自分で料理ということで最近やたらとこり始めてる。だがさらに、配偶者は、私が台所に入るのをいやがる。若い頃からと聞いてるが、配偶者の男親は自分で料理し続けてるから、男が料理するのをいやがるのは遺伝ではなさそうだが(n=1で、検出パワーなし)
食品に関しては、味覚は、甘み、塩味、酸味、苦み、うまみ(savory)の5種を感じることができるが、嗅覚に関してはかなりの種類の臭いをかぎ分けることができる。となると、嗅覚が食品嗜好に大きく影響をあたえるのではないか?
以下の種類の嗅覚受容体の遺伝子局在が判明した。
2−ヘプタノン:石けん臭い:ブルーチーズのような・・・
イソブチルアルデヒド:甘酸っぱい焦げたにおい
βダマセノン:バラの香り
βイオノン:スミレの花のにおい
妻は、未来永劫、ブルーチーズを嫌うのだろうか?
ワシントンポスト誌では、ワインのにおいで解説している。ひとつのワインで数百もの異なるアロマを有する。人ごとに心地よい臭いの記録に変化をもたらす。バイオレット成分の芳香的、フローラルとする香りに感度が高く、一方、感度の低い人は、深いな酸っぱいとか、アシディックと表現する。
コリアンダーに対しても同様の好き嫌いがある。フローラルと表現する人もいれば、石けんみたいと表現する人もいる。
Identification of Regions Associated with Variation in Sensitivity to Food- Related Odors in the Human Genome
Jeremy F. McRae ,et. al.
Current Biology, 01 August 2013
ヒトは、食品を含む、無数のにおいをかぐ能力がある
におい感度は遺伝性であり、嗅覚受容体遺伝子近傍に位置する特異的嗅覚への感受性の遺伝子変異にリンクする事例が存在する。しかし、数千のaromaやいくつか判明した嗅覚受容体で、嗅覚受容体locusと嗅覚感受性のlinking variationに関して少々進歩が見られた。
仮説として、味覚遺伝子とともに、嗅覚感受性の差が食物の好みに影響するとして、2-ヘプタノン(p = 5.1 × 10−8)、イソブチルアルデヒドp = 6.4 × 10−10、βダマセノンp = 1.6 × 10−7、βイオノンp = 1.4 × 10−31
どのlocusも嗅覚受容体のin/nearクラスターに存在
9つの嗅覚感受性に関する知見が加わった。
食物関連のにおいの感覚的鋭さに関して嗅覚受容体に関わる変異の重要性が示された。
一般住民の遺伝子頻度研究にて、嗅覚感受性のばらつきが大きいことが示唆される。
さらに、これらのにおいに対する複合的ななものを有することなど、各人の経験がよりユニークな嗅覚世界を会得することも考えられるだろう。
薩摩半島出身の私は、ヘチマの味噌炒めが大好き。配偶者(嫌いな人は鹿児島でも多い)は、ヘチマを食べるのをいやがる。なら、自分で料理ということで最近やたらとこり始めてる。だがさらに、配偶者は、私が台所に入るのをいやがる。若い頃からと聞いてるが、配偶者の男親は自分で料理し続けてるから、男が料理するのをいやがるのは遺伝ではなさそうだが(n=1で、検出パワーなし)
心血管イベント予防のためのアスピリン:リスク・ベネフィット・適正使用
Aspirin: Its risks, benefits, and optimal use in preventing cardiovascular events
Cleaveland Clinic Journal of Medicine May 2013 vol. 8015;318-326
http://www.ccjm.org/content/80/5/318.full
アスピリンは、心血管疾患存在既知患者での副事象イベント防止に関する役割は確立しているが、心血管既往明確でない患者でのベネフィット、特に、糖尿病、女性、高齢者では不明。細菌の研究から出血リスクも懸念されて、これらのサブグループでのアスピリンの役割検討。
現行ガイドライン

胃腸出血リスク要素
一次予防トライアル

一次予防・二次予防アスピリン使用アルゴリズム

<女性>
男女とも同様適応と考えられ、女性の関心が相対的に低く、ある調査では一次予防では適応の41%、二次予防では48%しか服用されてないという報告。
<糖尿病>
明らかな心血管系疾患を有さない糖尿病患者でも、年齢・性補正対照に比べ、心血管リスク高い。一方、糖尿病患者はアスピリン抵抗性傾向に有り、アスピリンベネフィットとして高くない。早期一次予防研究では糖尿病患者は少なく、メタアナリシスでは9%程度の相対リスク減少のみで統計学的有意差無し。
2010 年American College of Cardiology/American Diabetes Association guidelineでは、10年リスク10%超、出血リスク増加しない対象者である既知心血管疾患無し糖尿病患者に対し、低用量アスピリンを推奨している。しかい、2つのトライアル、Prevention and Progression of Arterial Disease and Diabetes Trial (POPADAD) とJapanese Primary Prevention of Atherosclerosis With Aspirin for Diabetes (JPAD) studyで、統計学的に有意ベネフィット示せなかった。
<高齢者>
年齢と共に心血管リスクは増加するが、同時に、消化管出血頻度も増加する。
USPSTFは、80歳を超える場合の一次予防としての定期アスピリン使用に対して、賛成の立場・反対の立場のアドボケートせず。臨床的トライアルからこの高齢者でのデータは不足。
70歳以上の既知心血管疾患無き高齢者での100mg連日投与ASPREEトライアル、さらに高血圧・高脂血症・糖尿病診断の60-85歳を加え検討中
Cleaveland Clinic Journal of Medicine May 2013 vol. 8015;318-326
http://www.ccjm.org/content/80/5/318.full
アスピリンは、心血管疾患存在既知患者での副事象イベント防止に関する役割は確立しているが、心血管既往明確でない患者でのベネフィット、特に、糖尿病、女性、高齢者では不明。細菌の研究から出血リスクも懸念されて、これらのサブグループでのアスピリンの役割検討。
現行ガイドライン
胃腸出血リスク要素
・年齢
・潰瘍既往
・NSAIDs同時使用
・H.ピロリ感染
・アルコール使用
・他凝固薬同時使用
一次予防トライアル
一次予防・二次予防アスピリン使用アルゴリズム
<女性>
男女とも同様適応と考えられ、女性の関心が相対的に低く、ある調査では一次予防では適応の41%、二次予防では48%しか服用されてないという報告。
<糖尿病>
明らかな心血管系疾患を有さない糖尿病患者でも、年齢・性補正対照に比べ、心血管リスク高い。一方、糖尿病患者はアスピリン抵抗性傾向に有り、アスピリンベネフィットとして高くない。早期一次予防研究では糖尿病患者は少なく、メタアナリシスでは9%程度の相対リスク減少のみで統計学的有意差無し。
2010 年American College of Cardiology/American Diabetes Association guidelineでは、10年リスク10%超、出血リスク増加しない対象者である既知心血管疾患無し糖尿病患者に対し、低用量アスピリンを推奨している。しかい、2つのトライアル、Prevention and Progression of Arterial Disease and Diabetes Trial (POPADAD) とJapanese Primary Prevention of Atherosclerosis With Aspirin for Diabetes (JPAD) studyで、統計学的に有意ベネフィット示せなかった。
<高齢者>
年齢と共に心血管リスクは増加するが、同時に、消化管出血頻度も増加する。
USPSTFは、80歳を超える場合の一次予防としての定期アスピリン使用に対して、賛成の立場・反対の立場のアドボケートせず。臨床的トライアルからこの高齢者でのデータは不足。
70歳以上の既知心血管疾患無き高齢者での100mg連日投与ASPREEトライアル、さらに高血圧・高脂血症・糖尿病診断の60-85歳を加え検討中
心血管自律神経障害:抗酸化三剤治療効果認めず
1型糖尿病患者での心血管性自律神経障害(CAN: cardiovascular autonomic neuropathy)と心筋血流量測定値への3種抗酸化治療の効果についての検討
Effects of triple antioxidant therapy on measures of cardiovascular autonomic neuropathy and on myocardial blood flow in type 1 diabetes: a randomised controlled trial
R. Pop-Busui, et. al.
Diabetologia
ランダム化平行プラシーボ対照化トライアル、全ての被験者・調査者は目隠し
心血管自律神経反射試験、PET[11C] meta-hydroxyephedrine([11C]HED)、[13N]アンモニア検査、アデノシン負荷試験
酸化ストレスマーカーとして24時間尿中F2- isoprostane測定
糖尿病性末梢性神経障害は症状、徴候、電気生理、上皮内神経細胞密度で評価。
1型糖尿病・軽症・中等症CANを有する登録成人 44名(平均 46±11歳、HbA1c 58 ± 5 mmol/mol (7.5 ± 1.0%))、虚血性心疾患エビデンス無し
介入: 抗酸化治療(アロプリノール、αリポ酸、nicotinamide) or プラシーボ 24ヶ月
主要アウトカム:24ヶ月時点での全般的[11C] HED retention index(RI)
44名の被験者(各グループ 22名)、年齢、性、トライアル内HbA1c補正後、抗酸化レジメンでは、対プラシーボ比較で、主要アウトカムである、24ヶ月時点での全般的[11C]HED左室RIの軽度だが、有意悪化あり (−0.010 [95% CI −0.020, −0.001] p = 0.045)
全般MBF、冠動脈流量reserve、DPN、酸化ストレスのマーカーに関して、 フォローアップ時点での有意差認めず
副作用大部分は、軽症・中等症だが、群間差認めず
酸化ストレスってのは、様々な病態の説明に使われているが、臨床的効果は今ひとつどころか、副作用の方が問題になることも。従来の抗酸化治療薬とされる薬剤のターゲットがおおざっぱすぎるのでは・・・
Effects of triple antioxidant therapy on measures of cardiovascular autonomic neuropathy and on myocardial blood flow in type 1 diabetes: a randomised controlled trial
R. Pop-Busui, et. al.
Diabetologia
ランダム化平行プラシーボ対照化トライアル、全ての被験者・調査者は目隠し
心血管自律神経反射試験、PET[11C] meta-hydroxyephedrine([11C]HED)、[13N]アンモニア検査、アデノシン負荷試験
酸化ストレスマーカーとして24時間尿中F2- isoprostane測定
糖尿病性末梢性神経障害は症状、徴候、電気生理、上皮内神経細胞密度で評価。
1型糖尿病・軽症・中等症CANを有する登録成人 44名(平均 46±11歳、HbA1c 58 ± 5 mmol/mol (7.5 ± 1.0%))、虚血性心疾患エビデンス無し
介入: 抗酸化治療(アロプリノール、αリポ酸、nicotinamide) or プラシーボ 24ヶ月
主要アウトカム:24ヶ月時点での全般的[11C] HED retention index(RI)
44名の被験者(各グループ 22名)、年齢、性、トライアル内HbA1c補正後、抗酸化レジメンでは、対プラシーボ比較で、主要アウトカムである、24ヶ月時点での全般的[11C]HED左室RIの軽度だが、有意悪化あり (−0.010 [95% CI −0.020, −0.001] p = 0.045)
全般MBF、冠動脈流量reserve、DPN、酸化ストレスのマーカーに関して、 フォローアップ時点での有意差認めず
副作用大部分は、軽症・中等症だが、群間差認めず
酸化ストレスってのは、様々な病態の説明に使われているが、臨床的効果は今ひとつどころか、副作用の方が問題になることも。従来の抗酸化治療薬とされる薬剤のターゲットがおおざっぱすぎるのでは・・・
2013年8月4日日曜日
ワーファリン関連出血:EDでのPCC使用 レビュー
プロトロンビン複合体濃縮製剤(PCC)
日本では、活性型プロトロンビン複合体製剤(activated prothrombin complex concentrate:aPCC)である商品名ファイバが使用可能です。インヒビター保有先天性血友病患者もしくは後天性血友病患者のバイパス製剤として知られています。.救急状況下では、新鮮凍結血漿、ビタミンK治療の効果が緩徐で予測可能性低く、容量負荷にもなる。一方米国外でPCC使用推奨されている国もある。rVII因子製剤などを加えレビュー。
Rapid Reversal of Warfarin-Associated Hemorrhage in the Emergency Department by Prothrombin Complex Concentrates
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