喘息というのは、単一なものではなく、heterogenousな病気であるのは自明だが、喀痰好酸球によるサブグループ分けでの検討はなされてなかった。
A Large Subgroup of Mild-to-Moderate Asthma Is Persistently Noneosinophilic
Am. J. Respir. Crit. Care Med. March 15, 2012 vol. 185 no. 6 612-619
横断的解析にて、喀痰好酸球(2%以上)は、吸入ステロイド使用しない喘息のうち36%のみ、ICS治療患者では17%
suboptimally controlledの患者においてさえ、好酸球が喀痰中に存在しないことの方が多い
ICS服用してない喘息患者の繰り返し測定で、22%が常に喀痰好酸球増加あり(持続好酸球症)、31%が1回のみ(間欠的好酸球症)、47%はどの時点でも喀痰好酸球認めず(持続性無好酸球症)
抗炎症組み合わせ治療2週間で、好酸球性喘息の気流制限は有意に改善するが、持続性無好酸球性喘息では認めない。
逆に、アルブテロールに反応する気管支拡張は好酸球・無好酸球性喘息両者で見られる。
持続性無好酸球症性喘息に対する治療戦略は?
登録:
コメントの投稿 (Atom)
noteへ実験的移行
禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note
-
禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note
-
米国では、Potiga (ezogabine):ポティガ(エゾガビン)、国際的には、レチガビン [RTG ]で、従来の抗てんかん薬剤と異なるメカニズムで、KCNQ2-5 (K(v) 7.2-7.5) ion channelのpositive allosteric modulato...
-
Association Between MRI Exposure During Pregnancy and Fetal and Childhood Outcomes Joel G. Ray, et. al. JAMA. 2016;316(9):952-961. doi:...
0 件のコメント:
コメントを投稿