2012年3月15日木曜日

ゴルフ yips;神経学的研究

“the World Scientific Congress of Golf”ってのがあるって初めて知った。

Adler CH(Mayo Clinic)は ゴルフの yipsの研究を発表



不安なゴルファーがパッティングやピッチングの時に生じるphysical movement disorder"で、、ストロークの時の決定的な瞬間に過度の圧力を生じる。writers' crampや、musicians' crampにも関連するという報告。
不随意筋収縮の結果、"golfer's cramp"を生じ、やっかいな状況、"twitch"や"jerk"と記載される状況を生じ、うまくいっているラウンドでも生じ、心理的なものとも解釈できる。Adlerは、心理的理由より神経学的な影響にあるという側の報告とのこと


The 'yips' in golf: a continuum between a focal dystonia and choking.
Sports Med. 2003;33(1):13-31.




yipsの定義は時と共に変わってきたが、一応、“. It is defined as a motor phenomenon of involuntary movements affecting golfers. ”と定義。

基底核を含む運動神経経路の機能に異常を来し、ストレス・身体的自覚の閾値を超えた場合に生じる、パフォーマンス不安にともなうものもある。
 jerk、震え、freezeからなり、1)ゴルファーのパフォーマンス悪化(18ホール中4.9ストローク追加)、2)アルコール、β遮断剤使用を促進、3)ゴルフへの疲弊を生じる。
75ランドに1回ゴルファーは経験するが、yipsにかかったゴルファーはプレイ時間が減り、やっかいな問題を避けるようになる。
小規模研究で、type I(dystonia)と type II(choking)に分けた報告が見られた。

Are the yips a task-specific dystonia or "golfer's cramp"?
Mov Disord. 2011 Sep;26(11):1993-6.


Adler CHは、これまでもyipsに関して報告
 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed?term=%22Adler%20CH%22[Author]%20yips


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